仕事を辞めたとき僕を救ってくれた一冊の本『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』感想【27冊目】

転職活動をしていたときから、意識して本を読むようになりました。

最初は自己啓発本を読むことが多く、よく「仕事とは何か」ということを考えながら本をチョイスしていました。

いろいろな本を手に取る中でも、ホリエモンの本との出会いは衝撃的でした。

 

今回紹介するのは『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』。初めて読んだホリエモンの本でした。

今ではメディアなどで彼を見かけるたびに「すごいな」と感心するばかり。いつか彼のように活躍できる日を目指して、日々を生きていると言っても過言ではありません。

 

内容紹介

誰もが最初は「ゼロ」からスタートする。
失敗しても、またゼロに戻るだけだ。
決してマイナスにはならない。
だから、一歩を踏み出すことを恐れず、前へ進もう。

堀江貴文はなぜ、逮捕され、すべてを失っても、希望を捨てないのか?
ふたたび「ゼロ」となって、なにかを演じる必要もなくなった堀江氏がはじめて素直に、ありのままの心で語る、「働くこと」の意味と、そこから生まれる「希望」について。

【本書の主な目次】
第0章 それでも僕は働きたい
第1章 働きなさい、と母は言った──仕事との出会い
第2章 仕事を選び、自分を選ぶ──迷い、そして選択
第3章 カネのために働くのか?──「もらう」から「稼ぐ」へ
第4章 自立の先にあるつながり──孤独と向き合う強さ
第5章 僕が働くほんとうの理由──未来には希望しかない
おわりに

 

とにかく集中しろ、没頭しろ

勉強でも仕事でも、あるいはコンピュータのプログラミングでもそうだが、歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない。努力するのではなく、その作業に「ハマる」こと。なにもかも忘れるくらいに没頭すること。それさえできれば、英単語の丸暗記だって楽しくなってくる。

 

『ゼロ』を書いた頃から、一貫して「何かにハマれ」という主張は揺らいでいません。

今働いている人たちは、大概にして順序が逆の場合が多いのです。自分が楽しいと思える仕事を見つけてから働くのではなく、とりあえず働いてみて楽しいと思える仕事かどうかなのです。

 

僕も転職をした直後はつらかった経験の連続でした。覚えることが無数にあるように思え、先輩や上司に何度も迷惑をかけました。しかしつらいと思う以上に、仕事に没頭することで今の職場で働くことができています

 

没頭することで、今まで苦労してやっていた作業がある日突然ハードルの低いことのように感じる瞬間が必ずやってきます。子どもの頃、初めて自転車の補助輪を外したときと同じ感覚です。

最初は転んでばかりいた二輪車も、失敗を繰り返した後に、気づくと普通に乗れていた。誰しもが経験があることだと思います。

 

まずは今やっている仕事に没頭することで、道が切り開けるのだとホリエモンは言います。

 

人は「仕事が好きだから、営業に没頭する」のではない。 順番は逆で、「営業に没頭したから、仕事が好きになる」のだ。

 

チャンスを掴むためには

チャンスを見極める目なんて、必要ないのだ。少しでもおもしろいと思ったら、躊躇せず飛び込む。そうしないと、せっかくやってきたチャンスは流れる桃のように過ぎ去ってしまう。 たとえばの話、この本を読んで「よし、自分もヒッチハイクをやってみよう!」と思える人、行動に移せる人は、その後の人生でも多くのチャンスを掴むことができるだろう。一方、「さすがにヒッチハイクなんて……」と思ってしまう人は、目の前に流れるチャンスを掴めないまま、凡庸な人生が待っているのかもしれない。

 

僕が昨年出たトライアスロン大会はまさにチャンスに躊躇せず飛び込んだ結果とした言いようがありません。

知り合いから「トライアスロン大会に出てみないか」と誘われた次の瞬間には「ありがとうございます。出ます」と返事を書いていました。そして人生初のトライアスロン大会出場にこぎつけることができました。

 

面白いと思うことにはとことん首を突っ込んでみる。自分の直感に従って行動してみると、結果はどうあれ得られるものは必ずあります。どうなるか分からない結果を考えて、あーだこーだ考えている人はとことん行動が遅い。知識もスキルも行動した人しか得られないことをわかっていないんです。

 

人と会うときにも自信を持って接するべきだと言います。

たとえ目上の人であろうと自分の意見はまっすぐに伝えるべきです。ただし、失礼がないよう最低限のマナーは守った上で、です。

プライベートでも同じである。初対面の人ばかりが集まる飲み会に誘われたとき、目上の人ばかりがいるパーティーに誘われたときでも、自分に自信があれば物怖じせずに参加して、そこから新しい関係を築くことができる。

 

「作業」を「仕事」に変える方法

しかし、マニュアル(前例)どおりにこなすのではなく、もっとうまくできる方法はないかと自分の頭で考える。仮説を立て、実践し、試行錯誤をくり返す。そんな能動的なプロセスの中で、与えられた仕事は「つくり出す仕事」に変わっていくのだ。 仕事とは、誰かに与えられるものではない。紙袋折りのような単純作業でさえ、自らの手でつくっていくものなのである。

 

慣れた仕事は効率を考えてより作業化されていくことが多いです。

作業化されてしまえば、確かに効率は上がりますが仕事自体はつまらなくなることがほとんどです。なぜかといえば、作業は人間がやるものではなく機械がやるものだからです。

 

同じ仕事でも慣れてきたら、別のことにどんどんチャレンジすべきです。例えば営業であれば、いつもツールを印刷して持っている人はiPadなどの電子ツールを活用するようにしたり。やりとりを電子化することでより仕事の効率化を目指すことができます。

電子ツールに精通すれば、必然的に資料作成もはかどります。

 

今まで誰もやってこなかったことを誰よりも先にやることに価値があるのです。

 

また仕事を受注する上で大切なのは、他者からの信用を得ること

ハッタリをかますこと、背伸びをすることは、決して悪いことじゃない。他者からの信用を獲得していくために、絶対に乗り越えなければならないハードルなのだ。80の力しかないのに100の仕事を引き受け、それを全力で乗り越える。すると次には120の仕事を依頼してもらえるようになる。信用とは、そうやって築かれていくものなのだ

 

ことわざでいう「噓から出たまこと」といったところでしょうか。

まずは「できる」と宣言してしまう。元々の実力がたとえ劣っていたとしても、それを補うために人は奮起するものです。達成できれば自分のスキルも上昇し、かつ相手の信用も得られる結果がでます。

 

とにかく行動しろ

まず、「悩む」とは、物事を複雑にしていく行為だ。 ああでもない、こうでもないと、ひとり悶々とする。わざわざ問題をややこしくし、袋小路に入り込む。ずるずると時間を引き延ばし、結論を先送りする。それが「悩む」という行為だ。ランチのメニュー選びから人生の岐路まで、人は悩もうと思えばいくらでも悩むことができる。そしてつい、そちらに流されてしまう。

 

『ゼロ』を読んでから、圧倒的に悩む時間が減りました。悩むよりまずは行動するよう常に意識をしています。小さなことですが、飲食店のメニューを選ぶのも一瞬です。だいたいその店人気のメニューを選ぶか、自分が食べたことのないメニューを選ぶかの二択と決めています。

 

僕からのアドバイスはひとつ、「全部やれ!」だ。 ストイックにひとつの道を極める必要なんてない。やりたいことは全部やる。節操がないとか一貫性がないとか批判されようと、全部やりきる。僕はそうして生きてきた。

 

迷ったら全部やる。

ホリエモンの言葉を胸に、今日も「小さなイチを足して」生きていきます。

 

それではまた!