今日は2018年6月3日にウルトラマラソンに挑戦するも途中リタイアした話です。
意気込んでわざわざ新潟から東京まで出向き、一泊二日でマラソンしに行ったのはどこのどいつだ、僕だった…。
帰りの新幹線で打ちひしがれて約1000文字ほどの病みツイートを垂れ流していたので、引用しながら当時を振り返っていきます。
ちなみに人生初のウルトラマラソンは『柴又100K~東京⇔埼玉⇔茨城の道~』という大会でした。大会内容を詳しく知りたい人は検索してみてください。
当時のツイートを振り返る
お疲れ様です、こんばんは。今日は人生初と意気込んだウルトラマラソンでしたが、結果は残念なことに途中棄権となりました。熱中症に倒れ、僅か30kmという距離しか走れず回収されていきました。ここから少し反省会をしていきます。
このツイートをした段階ではすでにレースリタイアから数時間たったあとでした。
かなり早くに会場を後にしたため、一人で銭湯にいき汗を流し予約していた新幹線を待つためカフェでコーヒーを飲み、そして新幹線に乗ってこのツイートをしていました。
割とコンディション的には整っていたのですが、メンタルが弱ってました。
これから粛々と反省会(もちろん一人)が始まります
まず30kmで回収されていくまでに起こったことをまとめます。10km地点までは全く問題なく走れました。しかし20km地点から早くも違和感が。左膝にピリッとした痛みに似たものを感じ始めました。疲労骨折の再発を恐れましたが、まだ無視できるレベル。そのまま数km走り続けました。
最近でもそうなのですが、だいたい20kmぐらい走ると左膝にピリッと電流が流れるような痛みが走るんですよ。
その後左膝の違和感は薄れていったものの、今度は吐き気と腹痛に襲われることに。28km地点では一歩足を踏み込むごとに胃の中のモノが全て吐き出されてしまうような感覚がありました。加えて脳みそを鷲掴みにされたような頭痛。明らかに熱中症にかかっていました。
左膝の痛みが去ったと思いきや今度は熱中症にかかるという。
脳みそを鷲掴みって、掴まれたことない癖に…相当痛かったんでしょうね。
過去に同じ熱中症にかかったのはおおよそ3年前。今日と同じくらい暑かった日に自主練と称して炎天下の中走った時に熱中症に倒れました。その時は道に吐いてしまい30分以上動けなかったことを思い出しました。あの時と同じ症状がまさに今日起こってしまったのです。
距離は32km、時間にすれば3時間でのリタイア。敗因は完全なる準備不足、そして100kmという長距離自体が向いていないのではという可能性。とりあえず今は無事に帰宅路についていて、吐き気も頭痛も薄らいでいますが、まだモヤモヤした気持ちは消えていません。
あっさり「リタイアしました」と書いていますが、レース中も一瞬で吐き気・頭痛に襲われ一瞬で回収されていった状態でした。
自分にとっての向き不向きも踏まえて、ランニングと向き合っていくべきだと思いました。闇雲に毎日走ることに本当に意味があるのだろうか。承認欲求のために走ってはいないだろうか。だとしたら僕は本当の意味でランニングを楽しめてはいないと思うのです。
早期リタイア後、帰りの新幹線までかなりの時間が余ったので、本屋で為末大さんの『走る哲学』を買いました。そこには「アスリートの才能があったからといって、小説が書ける訳じゃない。なせば成ると言う人も、自分なりに、これは違うな、頑張っても先がないなと気づいた時は、すぐやめて違う道に
変えている。最初に出合ったものが自分に合っている可能性はそんなに高くなく、合わないもので勝てるほど勝負も甘くない。」と書かれていました。 走り始めてから3年。自分にとってランニングとは何なのか、改めて考えさせられる一日となりました。とりあえずゆっくり身体を休めます。それではまた!
はい。そんな感じで人生初のウルトラマラソンは熱中症で倒れてしまったという結末に至りました。
実は当日はかなりの暑さで僕の他にもリタイアした人たちはかなりいました。
回収車も限りがあり、回収車が回収地点をいくつか回った後で大型バスに全員を乗り合わせる、その後に会場に帰還するという流れでして。
実際に回収されて会場に戻れたのは3時間後だったというこれまたほろ苦い思い出話もあったりします。
(高齢ランナーもいてもしかしたら事故につながるのでは?とも思ってました)
ウルトラマラソンに出てみて正直な感想
気合いでどうこうなるレースではなかったなと思いました(正直)。
毎日10km走っていても一日で100km走るのは全くの別物です。
当たり前のことですが、「頑張ればなんとかなる」と思っていたんでしょうね。甘々でした。
熱中症に弱いことも考慮していれば何かしら対策できただろうにと今更になって思いますが、後の祭りです。
リタイアした後は悔しさのあまりツイートしまくり、その後はウルトラの「ウ」の字にも触れてきませんでしたが、今でも悔しい気持ちはあります。
そりゃあ「完走目指します!」「泊まり込みでマラソン!」「100km!」とあれだけ舞い上がっていたのですから、いつか絶対100km完走してやるという気持ちは消えてません!
人生初のウルトラマラソン、人生初の県外レース、そして人生初のレースリタイア…。
トライアスロンで溺れかけても棄権せずに完走したのにこの結果は悔しすぎました。
これからいつのどのタイミングで走るかは決めてませんが、もう一生のうち一回でいいから完走したいです。このレース終わった後から今のいままで悔しい気持ちが消えたことないので…。
きっと次回走るとすれば気温の高い季節は避けて、涼しい季節でのチャレンジになるはずです。
最後に引用したツイート載せておきます。
お疲れ様です、こんばんは。今日は人生初と意気込んだウルトラマラソンでしたが、結果は残念なことに途中棄権となりました。熱中症に倒れ、僅か30kmという距離しか走れず回収されていきました。ここから少し反省会をしていきます。 pic.twitter.com/rEy3NrVLX4
— 走るとり (@hashirutori00) 2018年6月3日
それではまた!