休日は水泳の練習に明け暮れる管理人です。
一回の練習で泳ぐ量はおおよそ1.2km。400mの距離を3回泳いでいます。
秋のトライアスロン大会に向けて、水泳の練習を始めたのですが、未だ道のりは険しいままです。
市民プールで泳いでいると年配の方々が僕よりも早いスピードで泳ぎ去って行く姿を見ると、なんともいえないモヤモヤした気持ちにかられます。陸上では走ったり、自転車を漕いだりは得意なのに、いざ水の中に入って見ると、人は途端にダメになります。
いまは400m泳ぐだけでも精一杯なのですが、トライアスロンでは1.5kmも泳がなければいけないので信じられません。今の練習量よりも長い距離を、息継ぎなしで泳ぎ着ることが果たして僕にできるのだろうか。大会まで3ヶ月を切っているので、もううかうかしている時間はありません。休日はひたすら市民プールに通うしかありません。
現状で悩んでいることは、とにかく息が続かない。
泳法はクロールで、一回腕を回すごとに顔を上げているので、少なからず呼吸はできているはずなのですが、途中でどうしても苦しくなります。酸素をいっぱい取り入れようと顔を傾けすぎると、耳の中に水が侵入してきて、反射で立ち上がってしまいます。
プールに入水して、練習を開始したばかりだと、ある程度息は保つのですが、50m100mと距離を伸ばすに連れて苦しくなってきます。
そうしてあっぷあっぷしていると、おじいちゃんおばあちゃんたちが僕のすぐ後ろに迫ってくるのです。20代が60代に敵わない。いや、これはキャリアの差と捉えるべき。
息が続かない対策を考えてみる
「水泳 息 続かない」で検索をかけてみると、僕のように悩んでいる人たちが大勢いることがわかります。その理由を超丁寧に説明してくれているサイト様を拝見すると、以下のようなことが書かれています。
水泳において呼吸はもっとも大切な要素の一つ。25m泳ぎ切れない人の主な原因は呼吸がうまくできていないことが挙げられます。この息が続かないのはなぜか。それは息を吐き切れていないからだそうです。息が吐き切れていないので、新しい空気を吸うことができない。なので息が続かないのだそう。
確かに泳ぐときに吸うことは意識しても、吐くことはそんなに意識していなかったかもしれません。
素人が呼吸を意識するときには、吐き出す泡の量を確認するといいということでした。吐く息が少なければ当然泡も出ない。泡が出ていなければ息が吐き切れていない証拠です。
また呼吸するときの口の形も意識するといいのだとか。
フの発音で息を吐き出し、ホの発音で息を吸う。そうすることで効率的な呼吸が身につけられるのだそう。
さすがに口の形は全然意識していなかったので、これは早速次回の練習に試していけそう。
練習量は足りているか
本番では1.5kmを泳ぐと言いましたが、未だに1.2kmでの距離しか泳ぐことができていません。それも何度も立ち上がって休憩しながらの1.2kmです。
本番はおそらく足のつかない海を泳ぐことになると思います。海でもし呼吸がうまくいかなかったら?最悪の場合は死んでしまいます。ロードバイクやマラソンは、歩いてでもこなすことができますし、歩くだけなら死にません。
しかし水泳はもっとも死に近いスポーツです。スポーツ経験は数少ないのですが、今まで死に近いスポーツをこなしてきたことはありません。社会人になって、フルマラソン以来の一大挑戦の一つと言っても間違いありません。
やりがいは、とてもあります。
一人で黙々と水泳の練習をこなしていると、「誰のために」「苦しい」「恥ずかしい」「何のために」といろいろな思考が浮かんでは消えていきます。練習後のシャワー室ではぐったりとして、肩で息をしながら体を休めています。でも、やめようとは思いません。
いろいろなきっかけがあって、トライアスロンへの参加を決めました。そのきっかけを大切にしたいから。自分を曲げたくないから、水泳を必死に練習しています。どれだけきつくても、一度自分で決めたことなので、成し遂げるまでは練習を続けるでしょう。
2017年の村上・笹川流れ国際トライアスロン大会の抽選締め切りは5月28日でした。もう募集は締め切ってあるので、あとは抽選結果を待つばかりとなっています。どれだけ練習していても、抽選に漏れてしまっては元も子もないので、まずは抽選に通ることを祈るしかありません。
今日は水泳について、なかなか上手くいかないなあという記事でした。5月は週1,2のペースで練習してきたので6月もその調子で練習していきます。
子どもの頃に初めて自転車の補助輪を外した頃を思い出します。補助輪なしではすぐにバランスを崩して転んでばかりいましたが、気がつけば補助輪なしでも走れていました。何度も失敗を繰り返しても、ふと気づくと成功していた経験を思い出します。大人になった今、水泳でもその経験ができるのではないか。
そんなことを考えながら、練習をしています。自分への期待は忘れません。
それではまた!