本をもっと楽しく読む方法『死ぬほど読書』感想【40冊目】

毎日読書している管理人です。

 

今日読んだ本は『死ぬほど読書』です。

本は読んでいても「死ぬほど」読んでいる人は少ないと思います。

自分にとっての、そして他者にとっての読書とはいったいどういうものなのか。あるいは読書とはどうあるべきなのか。深い考えが述べられている本でした。

内容紹介

もし、あなたがよりよく生きたいと望むなら、「世の中には知らないことが無数にある」と自覚することだ。すると知的好奇心が芽生え、人生は俄然、面白くなる。自分の無知に気づくには、本がうってつけだ。ただし、読み方にはコツがある。「これは重要だ」と思った箇所は、線を引くなり付箋を貼るなりして、最後にノートに書き写す。ここまで実践して、はじめて本が自分の血肉となる。伊藤忠商事前会長、元中国大使でビジネス界きっての読書家が、本の選び方、読み方、活かし方、楽しみ方を縦横無尽に語り尽くす。

 

「自分は何も知らない」と自覚する

人間にとって一番大事なのは、「自分は何も知らない」と自覚することだと私は思います。

「無知の知」を知る。読書はそのことを、身をもって教えてくれます。本を読めば知識が増え、この世界のことを幾分か知ったような気になりますが、同時にまだまだ知らないこともたくさんあると、それとなく気づかせてくれます。

 

話をしているとたまに「ん?」と思ういう人がいます。

自分の話すことすべてに「あ、それ知ってる」とか「それってそうだよね」とか、あたかも自分は全部知っているという話し方をする人です。

その人の心の中では、無知を知られたくないと言った無意識の防衛本能が働いているのかもしれません。

きっと本を読んだりニュースを見たりせず、自分の狭い世界で生きているんだなと感じてしまうものです。

 

本がもたらしてくれるのは、自分の世界がいかに狭いかということです。世界を広めるために自分はどうしたらいいのか、本はそれを導いてくれます。

「知ったか」してしまっているなと思う人は、ぜひ本を読む習慣を身につけてみてください。

 

いい本を見抜く方法

私が本を買うと決め手とするのは、目次です。書店で本を手にしたときは、まず目次をじっくり読みます。目次を見れば、どういう内容なのか、どういう構成で展開しようとしているのかがほぼわかる。作者がどういう意図をもって、何を読者に伝えたいのか、作者の論理的思考がだいたい見える。そうやって大枠を押さえておくと、理解も早く、読むスピードも上がります。

 

僕はけっこう本のタイトルを読んで、「面白そうだな」と思い手にとることは多いのですが、目次を見てからというのはあまりしたことがありませんでした。

いわゆる「タイトル買い」をしてしまう人なのですが、手にとる本の中には正直タイトル負けした内容のものも多くあります。身にならない、ありきたりな内容だったりすると、読んでいる途中で損をした気分になってしまいます。

損をしないための本の買い方の一つが「目次買い」です。

目次買いをすれば著者が何をこの本で訴えたいのかが一目で分かります。この訴えたいことを目次で理解しておくと本を読むスピードも上がりますし、内容も頭の中に入って来やすいです。

 

つい飛ばしてしまいがちな目次ですが、これからは目次こそしっかり読み込んでいこうと思います。

 

読書は無償のものである

読書は人の心を潤したり、精神的な満足を求めてする無償の行為だと思います。何かリターンを求めて功利的に本を読むのは、読書の価値を下げるし、著者に対しても失礼だと思います。

純粋に好奇心から手にとったり、面白そうだから読む。その結果、想像力が豊かになったり、感性が磨かれたりする。効用は先に求めるものではなく、あくまで結果としてついてくるものです。

これは本当にやってしまいがち。個人的に一番反省すべき点です。

本を手にとるときに考えてしまうのは「この本は自分にとって有益なものかどうか」です。

なのでつい自己啓発本に手を伸ばしたくなるのもまた事実。

「〇〇をやるべき」「〇〇は絶対してはいけない」などの即効性のありそうな本を好んでしまうのは本当によくない癖だと思います。

 

本来、読書は知的好奇心を満たしたり、純粋に楽しむべきで、執拗に迫られて読み進めるものではありません。そんな気持ちで読んだ本は、変な形でインプットされてしまったり、そもそも書いた人に失礼にあたります。

 

その本を読んでみて、アタリかハズレかなんてないはずです。

「そんな考えもあるんだ」と視野を広めていけるからこそ、読書は素晴らしいのだと僕は思います。

 

読書はもっと自由であっていい

いつのまにか本は「読まなければいけない」ものになってしまっていたかもしれません。

『死ぬほど読書』では、そんな凝り固まった僕の考え方をほぐしてくれる一冊となりました。

読書は心を自由にしてくれます。読書によって自分の考えが縛られ、軸ができれば、空気を中心に思考したり、行動したりすることはなくなるはずです。世間の常識や空気に囚われない、真の自由を読書はもたらすのです。

読書はもっと自由であっていい。

本を、もっと楽しく読んで読んでいこう。

 

それではまた!

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