年齢を重ねればいつかは限界が来るものだから

新潟シティマラソンを完走した管理人です。

 

結果は自分の納得いくものではなかったため、とても悔しく、また来年リベンジしてやると意気込んでいます。と、同時に最近芽生えた強く思うことが一つ。

それは誰かに優っていたいという気持ちを持つ虚しさと数字に固執する虚しさです。

 

いきなりちょっと話が逸れてしまうのですが、

僕がゆとり世代だとちやほやされていた時代は終わり、気づけば平成10年生まれだの、ゆとりを超えた世代の人たちはどんどん生まれています。

これ自体は至極当然のことなのですが、僕にとっては自分が一番若い世代なんだという時代に終わりを告げられている気がしてならないのです。

 

仮面ライダーは全員大人だと思っていたのに、気がつけば今の仮面ライダーはみんな自分よりも歳下です。

年齢を言うと「若いね〜」と言ってくれる大人は、もう40代を過ぎた人たちくらいしかいなくなりました。

歳を重ねるごとに違和感が増していく一方です。

しかし、これは誰しもが受け入れなければいけない事実だということにも気がついてしまったのです。

 

人はいつか限界を迎えるもの

歳下の人たちに追い抜かれていく図が、新潟シティマラソンでもありました。

先頭集団にいる人たちはみんな若いのです。

僕が足を引きずりながら終盤戦を迎えるころに、2時間も先に彼らはゴールして水分補給をしています。

 

これから先、僕が年齢を重ねていった先に、果たして彼らと同じ光景を見ることができるのか?

漠然とした不安ともいえない何かが僕の心の中でぐるぐる回っていきました。

 

マラソンを走るに当たって、自己記録更新を狙うことは素晴らしいことだと思います。

ですが、いつかは必ず限界がやってきます。

限界を迎えているのにもかかわらず、数字を追い続けることはとても辛いことです。

 

『シャーマンキング』という漫画の中で、とても印象に残っているセリフがあります。

僕らには見えてしまうんだよ自分の天井が。大人になるとある日ふと誰もが気付くんだ。頭上にせまっている自分の限界とも言うべき天井の存在にね。そしてそれは歳をとるにつれ近づいて、シミや、汚れがわかるほどますますハッキリとしてくる

このシーンを読んだのが小学生か中学生の頃だったので、いまいちこのセリフの意味を理解していませんでした。

いや、理解はしていたのかもしれませんが、「自分にとっては全く関係のないこと。自分は大人になっても成長し続けるものだろう」と思っていたのかもしれません。

若さゆえの全能感というものが、身体中に満ち溢れているような、自分にもそんな時代がありました。

 

いま、大人になって分かることは、いつか自分にも限界がやって来るということ

言葉でしか理解できていなかった現実を、ようやく身をもって知りはじめているんです。

 

天井の見えた大人は何を目指すのか?

若い人たちもいるし、これからは記録を狙わず何事も楽しくやれたらそれでいい。

なんて脳内お花畑全開で生きていくつもりも特にありません。

ですが、記録を永遠に追い続けていくことも不可能です。

では、天井の見えかけた大人は何をすべきなのか?

 

またフルマラソンを例に考えてみます。

フルマラソンは過酷なレースです。10km、20km、30km、40kmと距離を伸ばすごとに体力がどんどん削られていきます。体の小さな変化にも気づき、水分や栄養を補給しレース中に対応していかなければいけません。

マラソンのもう一つの醍醐味は徹底した自己管理にあると思います。

ペース配分を考えることもそうです。レース展開を予想立てて、自分の体力をコントロールします。

その全てが完璧にできたとき、僕は記録なんて正直関係ないと思うんです。

 

自己管理が完璧にできて、自分の狙った記録を達成すること、そのスキルを獲得することこそが、天井の見えた大人が目指すべきところではないのでしょうか。

 

自己管理能力を鍛える

体力は衰えてしまうかもしれませんが、自己管理能力は年齢を重ねるほどに磨かれていきます。

フルマラソンやトライアスロンで高齢の方が参加しているのを見てそう感じました。実際にアスリートに経営者が多いのも、そういうことなのでしょう。

 

フルマラソンを記録を狙うというところから視点を少しずらしてみると、得られることは一気に増えていくでしょう。

何も数字だけが全てではない。若さだけが全てではない。

つらいと思うことをし続ければいけないことはありません。

 

まずは自分のできることから始めてみて、そして自分にしかできないことを見つけてみることが大事なのかもしれません。

自分にしかできないことってなんだろうか?

そう考えることに年齢も体力の差はありませんね。

 

それではまた!