どーも、走るとり(@hashirutori00)です。
実業家として、タレントとして幅広く活躍されているホリエモンこと堀江貴文氏。
ロケット事業に手を出したり、アプリ開発をしていたりと、もはやなんの仕事をしているのか、絞ろうにも絞りきれないのではと思ってしまうくらい、多くのことに手を出しています。
仕事を仕事と思わず、自分のやりたいことをやっているというスタイルがとても魅力的に見え、著書『ゼロ』を読んで以来、彼のファンになってしまっていた。メディアでの過激な発言がたびたび話題になることもあるけれど、それも彼のキャラクターだと思い、そっと陰から見守る毎日を過ごしています。
多忙を極めしホリエモンが書いた本、『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』を読みました。
内容紹介
流行る店とチャンスをつぶす店はどこが違うのか? 1年365日外食を続ける堀江貴文氏だからこその、全く新しい視点でのレストランビジネスへの提言です。大炎上した「鮨屋の修業問題発言」の真意は? 食べログとはどう付き合うべきか?
飲食店は今、大きな岐路に立っています。唯一無二の個性を追い求めながら、SNSを上手に使い、理不尽とも思える批判や中傷、ドタキャンに立ち向かっていかねばなりません。
この本は、そんな時代の中で必死に営業を続ける人々へのリアルな応援歌です。そして、レストランを愛するすべての人々に読んでいただきたい一冊でもあります。
本書内には堀江氏ならではの鋭い視点からの飲食店改革論と共に、実際の有名レストランシェフたちの悩みにもズバリと解答しています。
さらに巻末には著者が推薦する457店のリストもついてますので、こちらもお楽しみください。第1章 僕はなぜおいしいものを食べたいのか
第2章「食べログ」「ドタキャン」「人材確保」を解決する
第3章 レストランビジネスで成功するために覚えておいてほしいこと
第4章「いい客」になるために
第5章 ホリエモンが解決する! レストラン経営の悩み相談室
第6章 ホリエモンの“食”遍歴
特別付録 ホリエモンが認めた全457店リスト
なぜホリエモンがレストランを語るのか
ホリエモンの食へのこだわりはとても強い。それはグルメののキュレーションサイト「TERIYAKI」を作ってしまうほど。
毎日外食をする彼にとって、「どうせ食べるのなら美味しいものを食べたい」というこだわりが圧倒的に強いのだ。そのこだわりの強さゆえに、経営者視点で飲食店を見てしまうこともあるようです。
お店の内装に「無駄に」お金をかけたり、修行と称してん何年も新人に皿洗いを「無駄に」させたりと、飲食店の「無駄」が目についてしょうがないようだ。
たしかにホリエモンの手にかかれば、売れていないレストランの経営もたちまち復活してしまうだろう。それだけの力とアイデアがホリエモンにはあるからだ。
僕は飲食店に勤めた経験もなければ、その予定もないのだけれど、少なくとも美味しいものを食べたいという欲求はある。飲食に関わる人にぜひ手にとって欲しい本だし、現在の飲食店が抱える問題を消費者が知ることもとても大切だと思います。
パクりパクられ文化が育つ
最近バラエティで、大手のチェーンレストランはほとんどのお店が繋がりがあって、そこでレシピをパクることあるということを知った。「パクる」という言葉にはいささか悪い印象を受けてしまいがちだけれど、これも考え方次第。
美味しいものをどのお店でも食べられるようになれば、客側としての満足度も上がるだろうし、業界的にも盛り上がるだろう。パクられた側は相手の料理をパクるか、正攻法でもっと美味しい料理を開発していけばいいだけの話。パクりが文化を進化させる。なるほど、ちょっと納得。
ホリエモンが飲食店を出すとしたら
ホリエモンが飲食店を出すとしたら、ずばりカレー屋さんをオープンさせるらしい。
逆にラーメンには絶対に手を出さないとのこと。仕込みが大変でブラック労働でしか成り立たないからだそう。
たしかにラーメン屋はいつでも忙しいイメージありますよね。
まとめ:読み物としてはやや物足りないがホリエモンの新たな一面が見える本
文字が大きくページ数も少ないので、30分くらいあれば読み終える内容でした。特に後半は飲食店の経営者とホリエモンのQ&Aが続いたのち、ホリエモンオススメのお店457店舗がかなりのページ数を費やして紹介されている。
ホリエモンだけが知り得る、飲食店のどす黒い裏事情などが盛りだくさんなのかと期待していましたが、そういったところはあまり見られませんでした。あくまで今回は経営者としての目線で真面目にかかれた本だなという印象を受けました。
寿司のネタで一時バズったホリエモンのグルメに関する新しい本。
飲食に携わる方、店の数字がやばい!と嘆いてる方必見の本になってます。
話は逸れますが、芸能人格付けチェックがものすごく面白かったですw(2017年1月1日放送)
それではまた!