ストック型からフロー型の生き方へシフトしよう『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』感想【39冊目】

毎日本を読んでいる管理人です。

8月は時間がないながらもなんとか休日には1冊以上は読んでいます。

 

今日読んだ本は『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』です。

月間200万PVを誇るバケモノブログ「Chikirinの日記」管理人のちきりんさんの本を読みました。

 

内容紹介

IT化やグローバリゼーション、人生の長期化により、私たちの社会は、今、猛スピードで変化しています。
これからの10年を、楽しくワクワク生き抜くためには、私たちに必要なものはいったい何なのでしょうか? 働き方はどう変化し、私たちはどのように対応すべきなのでしょう?
月間200万PVを誇る人気ブロガーのちきりん氏が、これから起こりうる変化を読み解き、未来の働き方を提案します。

 

これからの生き方を考えよう

僕は世間でいうところの「ゆとり世代」の人間で、バブルなどは想像上の世代でしかありません。

昔はこうだったああだったという話は、本の世界だったり、会社の上司からよく聞いたりしていました。

 

そこでの「昔の人たちの価値観」というのは、良い大学を良い成績で卒業し良い企業に就職すれば人生は安泰であり、定年までしっかり働いて老後には遊んで暮らすというのが幸せの定義だったと言います。

しかし、今と昔では時代も価値観もまるで反対となりました。

 

本書では「ストック型」の生き方から「フロー型」に生き方への方向転換が求められていると書かれています。

けれど今後、人生100年の時代になれば、ストックが多いことより、その時々になんらかの価値を生み出し続ける「フローの力」の方が重要になります。たとえば、貯金はあるけれど自分で稼ぐ力のない人と、貯金はないけれど、自分で稼ぐ能力のある人の対比がわかりやすいでしょう。

 

彼らは、「自分にあるのは貯金であって稼ぐ力ではない」と自覚しています。だから「もし100歳まで生きたらどうしよう!?」、「大きな病気をしたらこんな額では全く足りない!」などという計算ばかりして、できるだけお金を使わずに生活しようと、どんどん後ろ向きの老後を送ることになるのです。

 

大企業に就職が決まったとしても、その企業がいつ倒産するかわからない時代が現代です。SNSの発展により、良い情報も悪い情報も一瞬で世間に広まるようになりました。企業の信用も、失墜することがあれば一瞬です。

バカッターの出現で、コンビニなどの小さなお店であれば途端に営業停止処分になる可能性だってあります。

いつリストラされるか分からない不安と戦いながら、私たちサラリーマンは仕事をしています(中にはそうではない人もいますが)。

 

企業に依存することがリスクと考えられる今、個人として必要な力こそが「フローの力」だと言います。

企業に頼らず自分の力だけで稼ぐことです。

 

 

大企業を辞める人が重視する価値

・勤務時間や服装に求められる、日常的な規律からの自由

・個人生活を優先する自由(恒常的な長時間労働を当然とし、有給休暇は簡単には取れないものだという不文律がある大企業は今でも多い)

・人生の一時期、数カ月から数年単位で子育てや介護に専念したり、留学したり、退職・復職しながら働くといった、働き方の柔軟性

・個人として意見を表明する自由(ネット上での個人の発信を規制する組織も……)

・組織の序列かの自由(実力にかかわらず何年もの下積みが求められる)

・やりたい仕事をやることの価値(担当業務は辞令で決まり、希望部署に移動するには、何年も粘り強く交渉する必要がある)

・くだらない形式的な仕事に人生の時間を奪われない自由(大組織には、誰も読みかえされない会議の議事録でも、何度も練り直して上司のチェックを受けて完成させるといった、意味のわからない仕事がたくさんある)

この本が書かれたのは2013年なのでおおよそ4年前の内容を読んだわけなのですが、この価値観はあまり変わっていませんんね。

僕はこの項目全てが当てはまるので、たぶん大企業であろうとあまり長続きしないかもしれません(笑)

 

「ブラック企業」がホットワードに上がる昨今、従業員が過労で倒れたり、ストレスから自殺に追い込まれるという悲しいニュースが飛び交っています。

現代の人たちには「命をかけてまで企業にしがみつく必要があるのか?」という疑問を抱きながら働いています。

 

そこから浮かび上がるのは「もっと自由な生活を手にいれたい」「自分のやりたいことをやって生きたい」という人間本来の欲望です。

 

やりたいことをまずは考えてみる

先立つもの(お金の問題)については次章で書きますが、大事なことは、生き方や働き方の選びなおしについて、頭ごなしに「お金がないと無理」と決めつけないことです。

人生はホントに長くなりつつあります。自分はこれからまだ30年、40年も、今の仕事と働き方を続けていきたいのか、もう一度よく考えてみてください。そして、もしなにかしらやってみたい人生や働き方があるのなら、それを、なんとか実現できる方法はないか、真剣に考えてみてみるのです。

結果としてどんな道を選ぶにしろ、自分の人生設計に複数のシナリオを用意し、真剣に検討した上でそのうちの一つを選ぶという方法は、たとえ机上の空想にすぎなくても、大きな価値があります。

 

 

お金がないからできない、時間がないからできないと、最初からできない理由を挙げ連ねていてはなにもできません。

そもそも人生はかなりの長期戦です。たとえ30代で生き方に悩んでいようと、寿命は伸び続けているので長く見積もって残り70年は生き続けるかもしれません。そんなときに「あと70年、俺はこのままでいいのか」とふと立ち止まって考えることができるかどうか。

 

立ち止まって考えることができるかできないかで、大きな差が生まれます。

この先長い人生を、幸せに過ごして生きていけるかどうかの差です。

 

僕は今からサラリーマン以外の生き方を探しています。

この先きっと子どもも生まれて家族が増えていくでしょう。

今のままだと家族で過ごす時間も少なく、収入も想像以内の額しかもらえません。

何より自分がサラリーマンという職業に魅力を感じていないことが、他の生き方を探す大きな理由の一つです。

 

やりたいことだけをやって生きる人生は難しい選択かもしれませんが、やりたくないことをやって生きる人生の方を選ぶことは死んでも嫌です。

 

人気ブロガーとしてのちきりん

「人気ブロガーとしての社会認知が得られたから、組織を離れられたのでは?」という意見もよく聞くのですが、私は全く人気のないブログを何年も書いていました。ブログの人気が出始めたのは4年間、書き続けた後です。自分が考えたことを文章にするのが大好きなので、それさえできていれば、儲からなくても、反応が少なくても、大きな問題ではありませんでした。

幸せなんて所詮、自己満足です。自分が楽しければ他人の目は気にならないし、世間体が悪くても、傍目にはイケていなくても、もちろんお金が得られなくても、全く問題ないと思えるくらい好きなことがあるからこそ、人生が変えられるのです。

 

4年間も人気が出ずにブログを書いていたという事実に衝撃を受けました。

自分だったら続けられただろうか。そう考えてしまいます。

 

『未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる』に書かれているのは、「社会はいまこうなっているんだよ」という分かりやすい説明と、「私はこうして生きてきました。あなたはどうするの?」という問いかけだと思います。

これを読んで、よし明日から仕事を頑張るぞ!と思う人もいれば、よし明日仕事を辞めよう!と思う人もいるでしょう。そこがこの本の面白いところです。選択は全て読者に委ねられます。

 

僕も自由で幸せな人生を選んでいきたい。

そのためにはひたすらブログを書いてきます。

 

そんじゃーね!

それではまた!

 

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