金持ちになりたい管理人です。
自己啓発本はあまり読まなくなったのですが、こうして「金持ち」に関する本は積極的に読んでいます。
なぜかって?
そりゃあ金持ちになるために決まってるじゃないですか。
(根底にはお金に関わるストレスをなくしたいとか、もっとやれることを増やしたいとかそういう理由があってのことですので悪しからず…)
ということで『本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて』という本を読みました。
内容紹介
欧米で“富の名著”としてベストセラー!
大富豪本人が教える、一番リアルな「金持ちになる方法」。著者は、イギリス屈指の大富豪フェリックス・デニス。
無一文から成り上がった自身の経験から、
そのノウハウを包み隠さず記します。「世の中には多くの『金持ちになるための本』があるが、
本物の大富豪でなければ、真実を語ることはできない」
―そんな著者の信念を元に書かれた、実践的な一冊です。
金持ちの定義
さて、現代においては、税引き後の現金資産や換金性の高い資産ーー公開株式、銀行手形などーーを基準にして、それらが100万ポンド(編注:およそ1億4000万円)を超えるあたりから「金持ち」ということができると思う。私の経験や知識などから判断するとそのくらいなのだ。だからここを、本書が目指す「金持ち」の基準にしよう。
まず目指すべき金持ちの定義は1億4000万円です。僕の年収の40倍以上ですね!ワオ!
金持ちになれない理由
・「若くてあまり金のない人」……経験がないから給料奴隷としてあくせく働くしかない。特に資金の問題が大きいのもこの世代だ。
・「中堅で将来に希望が持てる人」……いままでの成果を失いたくない。
・「役員や専門家」……子ども(や配偶者)の生活が危険にさらされる。
僕の場合は「若くてあまり金のない人」が当てはまります。
この「若くてあまり金のない人」の特徴は以下のとおり。
すばらしい。若くて無一文、経験不足な人は、好きなだけ金持ちになれる可能性が一番高いと言えるだろう。学歴や家柄からは手に入らない強み、あるいは金でも買えない強みがあるのだから。
それは、ほとんどなにも持っていないこと。つまり、失うものがないに等しいことだ。
なにを言っているんだって?まあ、そう言わずに、ちょっと見方を変えてほしい。
大成功した起業家というのは、ほとんど、失うものがなかったから成功できたと言えるはずだ。そんなことは無理だとか失敗するぞとか、言ってくれる人さえいなかった。そういう人がいた場合も、耳をかたむけなかった。そういうことを言う人がまちがっていると証明するのに忙しくて、もちろん、本人にそういう意識はなかっただろうが。
確かに若いうちは失うものが少ないので、やろうと思えば何にでもチャレンジできる世代かもしれません。
同年代ですでに保身に走っている友人などを見ると、「いまからそんなんで大丈夫?」と思うことがあります。
年を重ねるにつれて失いたくないものはどんどん増えていきます。
10代の頃に比べると20代は使えるお金が増えましたが、それだけ貯めておかなきゃいけないとつい守る意識が働いてしまいがちです。
就職すれば今まで接してこなかった世代との関わりも増えます。社会に出て改めて感じる上下関係。その関係を崩すことなく、体良く過ごす(本当に無駄な)スキルを磨くようになったり。
いろんなものを背負い始める20代ですが、いらないものはどんどん捨て置いていく、そんなスタイルを貫けるのもまた20代だと個人的には思っています。
金持ちは何よりも健康を欲しがる
あなたの強みはリスクを冒せること以外にもある。もうあと20も30も年を取った人に比べると、段ちがいにスタミナがあるはずだ。金持ちになるには、長時間、身を粉にして働く必要があるが、それに耐えられるだけのスタミナがあるはずだ。朝まで仲間と飲み、そのまま12時間とか16時間とか仕事ができるだけのスタミナがあるはずだ。私にも、昔はそんなスタミナがあった。あのころはよかった。
若者のスタミナを我々がどれほどうらやましく思っているか、あなたにはわからないだろう。年寄りなら降参せざるをえない悲惨な状況が次々に襲ってきても、スタミナがあれば切り抜けることができる。
昔ほど「オール」はしなくなりましたが、やろうと思えば今でも「オール」しちゃうときもまれにあります。
いまは気がつかないのですが、無限に感じるこの体力もいつか衰えてしまう日がくるのでしょう。
できるだけ体力は保ちたいので、ランニングや水泳をこなして体力維持につとめています。
金持ちになるための心構え
・みんなに知られる形で失敗してもいい、場合によっては壊滅的な失敗をしてもいい。
・近所の評判が気にならない。
・安定した仕事という安全な道ではなく、ひとり危険な道を進み、家族や配偶者、恋人に心配をかけてもかまわない
・芸術家肌で、金儲けに走ると才能が荒れるのではないか、堕落するのではないかと心配にならない(この心配は現実となる可能性が高い)。
・仲間や友達に軽蔑されつつ、だれよりも長時間働く気概がある。
・「自分なら金持ちになれる」と信じられる。
・金持ちになるまでの道のりをゲームの一種だと思える。
・失敗に対するおそれと正面から向き合うことができる。
意外と気にしてしまうのが周囲の目です。
将来独立して店を持ちたいという友だちがいます。
その友だちに「好きなことだけして生きていきたいよな」と軽く話してみたときに「それは理想。現実的に考えると無理だよ」と即答されました。「なぜ無理なのか」と尋ねると、「人脈とかお金が足りない」などといった理由が挙げられました。
しかしそれが本当の理由なのかは甚だ疑問でした。
本当は怖いからではないのか。その一歩を踏み出すことが怖いから前に進むことができないのではないかと思ったのです。
彼のやりたいことがある、明確な目標があることがとても羨ましく思えたのですが、その目標があるのになぜ一歩を踏み出さないんだと思ったものです。
会社員で働くということ
本当に金持ちになりたければサラリーマンではまず無理です。
なので、本書で勧められるのは最終的に自営業で独立するということです。
しかしサラリーマンであっても、金持ちになるためのチャンスはどこにでも眠っています。
自分がそこで働いているのはあらゆる機会をとらえて知るべきことを吸収するため、将来の目標に役立つことを学び、理解するためであることを忘れてはならない。最終目標は、金持ちになることなのだから。
チームの団結心というのは、少なくとも金儲けに関するかぎり、負け組のものである。負け組をひとつにまとめる力。経営者にしてみれば、給料を増やすことなく有能な社員を机に縛りつけるうまい方策といったところだ。軍人や消防士など、団結なしには成立しない専門職もあるが、商売の世界では、意欲のある個人の足を引っぱるちょっとした重しでしかない。
働く職場でひたすらに役立つことを吸収していきます。独立してしまえば、上司という存在はなくなってしまいます。普段、上のクラスの人が何を考え行動しているのかを観察する場として、会社はまさにうってつけではないのでしょうか。
成功しつづけるための行動指針
以下、完全コピペだけになりますが、とても大切なことだと感じたのでまとめてみました。
1.どんどん手放すこと。
2.金を使ったり贈ったり、貸したり、投資したりしたら、すぐに忘れること。
3.友だちに貸さない。
4.気が大きくなっての散財は、なるべく短期でやめる。
5.友だちは古くからの友だちだけだ。
6.「切れている」状態に慣れる。
7.役員室にこもらない。
8.金儲け以外に情熱をかたむけられるものを探す。
9.個人資産についてアドバイスしてくれる人を雇う。
10.特に初期は不正に目を光らせる。
11.社員と友だちになろうとしない。
12.個人秘書は細心の注意を払って選ぶ。
13.虐待や侮辱をしない。
14.安全に気を使う。
15.人材の発掘と登用をつづける。
16.「なにがなんでも契約すべき」契約などない。
17.導け、導かれるな。
18.なるべく健康を保つ。
19.つまらなくなった事業は売ろう。
20.なるべく、売らなければならなくなる前に売る。
21.引退は死に等しい。
22.あなたは他人より金を持っているだけで、他人より頭がいいわけでない点を忘れない。
まとめ
「金持ちになりたい」という人は腐るほどいますが、そう思うだけで実際に努力している人は極めて少ないのではないかと思います。
また金持ちになるマインドができていない人も多いです。
心のどこかで「自分には無理ではないか」と考えている場合は、いつまでたっても金持ちにはなれません。
ということは、今僕が金持ちになれていないのは、「自分には無理ではないか」と考えているからなのか…?
まだまだ修行が足らんようんです。
それではまた!
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