色気のある男はかっこいい。
『とんねるずのみなさんのおかげでした』で有名人が自宅のお宝を買い取ってもらうという企画があり、そこに出ていたジローラモがかっこよかった。
ジローラモといえば、ちょいワルオヤジの代名詞とも言える存在で、オンナ好きとしても有名。そんな彼が自宅にあるブランド品をポンポン売ってしまう。
手放すかどうか迷うシーンもあったけど、とんねるずの「売っちゃえよ!」の鶴の一声でポーンと売ってしまう。その潔さがなぜか男らしく見えた。
とんねるずに同行していた女子アナに何度もキスをする姿も、いやらしさよりもクールで「すごい」という印象がの方が強かった。
ふとした瞬間に、同性に対しても色気を感じることが誰にでもあると思う。色気というのはノンケの人だって感じる、ある種の憧れのようなもの。
色気ってどうやったら手に入るんだろう?
今日読んだ本は、『一流に学ぶ色気と着こなし』です。
内容紹介
「ちょい不良(わる)オヤジ」ブームをつくりだした雑誌『LEON』や『OCEANS』の創刊に参画し、
現在はファッションディレクター、アドバイザーとして活躍する干場義雅が、
色気のある男のファッション、立ち居振る舞い、女性との距離感など、「いい男」「一流の男」
と言われる人たちが自然とやっている「モテ」テクニックを指南します。
著者について
干場/義雅
ファッションディレクター。(株)スタイルクリニック代表取締役。東京都生まれ。『POPEYE』で読者モデル、BEAMSで販売を経験後、出版社に勤務。『MA‐1』、『モノ・マガジン』、『エスクァイア日本版』など、数々の雑誌の編集者を経て『LEON』の創刊に参画。その後『OCEANS』を創刊。副編集長兼クリエイティブディレクターとして活躍。2010年に独立し、12年に(株)スタイルクリニックを設立。2015年、講談社のウェブマガジン『FORZA STYLE』の編集長に就任
オーダーメイドスーツは必須アイテム
男の格を上げてくれる本では、オーダーメイドのスーツを一着用意することがあたかも常識のように書かれています。この本も例外ではなく、やはりオーダーメイドのスーツ推し。
『007』でボンド役を演じたダニエル・クレイグを例にとり、オーダーメイドのスーツがいかに大切かを説いています。
彼が着ているスーツはもちろんオーダーメイドで、ブランド名は「トムフォード」。一着揃えると30万円くらいするので、量販店で買うスーツは格が違います。
僕は趣味でロードバイクをやってるのですが、もう一台新車が買えてしまいます。半端ない。
大人のかっこいい男性という印象を強烈に掻き立てるためのスーツ。それを十分に着こなすためのルックスやスタイルを維持することも、色気を出すために欠かせない要素の一つだといいます。
もちろん誰しもがトムフォードのスーツを手に入れることは難しいでしょう。経済的に苦しい方もいるのは当然。また高額スーツを手を入れたとしても、身の丈に合った着こなしが出来ていなければ意味がありません。
身の丈に合った価格のパターンオーダーのスーツを購入することも一つの手。
大量生産品では感じることの出来ないフィット感を得ることが出来ます。しっかり着こなしている姿から、色気を感じることができるのです。
レディファーストは当たり前
当たり前のことを当たり前のようにやる。ただこれだけで女性にモテるケースだってあります。
髪の毛にフケが付いてないか、顔に目ヤニが付いていないか。とにかく清潔にしていることが大切で、隣に座ったときに「異臭が鼻を貫く」なんてことがあってはいけません。
しっかりと清潔感を保ち、女性に好かれる存在になることが、色気を出すもうひとつの秘訣です。
とくに女性に気を使える人は色気がある人といっても過言ではありません。ジローラモもそうですが、女性に対する気遣いが半端ではありません。
その気遣いを自然とこなすことができるかどうか。簡単なようで意外と難しいです。
お店のドアを開けてあげるとか、道路側を歩くとか。細かなところを女性はいつも見ているものです。
様々な経験を乗り越えて男の色気が出る
著者はもともとアトピー持ちだったそうで、昔は容姿のことで苦労したそうです。日焼けを何度かしたところ、アトピーが改善されたといった嘘のような体験をきっかけに、肌を焼くようになりました。髭を伸ばしたのも、カミソリで肌を痛めないためにあえて伸ばし始めたとのこと。
結果、今ではちょいワルオヤジの風貌を手に入れ、同時に成功を手に入れました。
人生、何かの縁が繋がって成功に結びつくのかもしれません。
僕もいつかトムフォードのスーツを着こなす男になりたいものです。
びゃあ゛ぁ゛゛ぁたかいぃ゛ぃぃ゛
それではまた!