雪が全然降らないまま2017年に突入した新潟市中心部でしたが、ついに今年も大寒波が到来しました。しかも過去最大級の最強の大寒波だそうです。
大雪での事故を知らせるニュースがすでに出ているので、県内でお過ごしの方は十分に注意が必要です。また不必要な外出は避けた方が良さそうです。
強い寒波 さらに大雪の恐れ 県内 高速道で事故相次ぐ|社会|新潟県内のニュース|新潟日報モア
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さて、今年になってから僕は毎日ランニングをしています。
膝の療養も兼ねて毎日2kmずつ。ゆっくり走っていました。
そこにやってきた大寒波。アパートの駐車場も雪で埋もれましたし、いつものランニングコースも白一色に。

仕事帰りでは体育館も閉まっているので、やはり走るとしたら雪道で走るしかないんですね。
え、走らなければいい? それは本当に走れなくなったときに考えます。
目次
2年目の雪道ランニング
こんな大寒波の中走るのは、実は今年で2年目になります。
去年も1月〜3月くらいにかけて雪道を走った経験があるので、ある意味では慣れっこ。
しかも去年は10km走っていたので、たった2kmであればもはやなんでもないのです。
不思議と慣れた経験から、もしかすると普通の道で走るよりも雪道で走るメリットがあるのではないかと考えました。ランニング中に考えた戯言なのですが、よかったら最後までお付き合いください。ではいってみよう。
雪道で走るメリット
・子どもの頃を思い出して雪と戯れることができる
小さい頃は、雪が降ったら外に出て雪だるまやかまくらを作るのが好きでした。雪の量が足りないと作れないので、「もっとたくさん雪が降ればいいのに!」と天に大声で訴えていました。あの頃が懐かしい。
月日は流れ、「雪なんてほんとクソ!」と天に唾を吐きつける日々を送っていましたが、ランニング時に雪に触れると意外と楽しい。
足跡のついていない、真っ白な雪道に足跡をつけて走るのが、なんかいい。誰も通ったことのない道を通ることはちょっとした冒険ですね。
・雨よりも走りやすい
雪ってさらさらしているので、ウインドブレーカーについてもほとんど濡れないんですね。シューズで踏んでも「ぎゅっ」と音がするだけで中に染みてきません。
これが雨で、しかも冬だとけっこう大変です。ビショビショになって上に、突き刺すような寒さが全身を襲います。シューズも中までぐっしょりで、足の指がちぎれるような感覚になります。
濡れたシューズは翌日も使うので、不快感を抱きながら再び走り出すことになるのです。
なので雨に比べると雪って、実は意外と楽なんですよ。
・俺、頑張ってる感がすごい
雨の中、走るランナーは何人か見かけます。しかし大雪で走るランナーはそうそう見かけません。
雪で目を開けてられないほど、通常時とは違った天候で走っていると、つい感じてしまうのが「俺、いま頑張ってんな」の錯覚です。実際にはただの馬鹿なのですが、走りきった後の達成感もまた「やってやったぜ」となるのです。
この感覚を得ることが出来るのはやはりこのウィンターシーズンのみ。ランニングはウィンタースポーツにもなり得るのだと、当ブログでは声を大にして訴えていきたい。
・危機感レーダーを鍛えられる
雪道は常に危険と隣り合わせです。滑りやすい、視界が悪く、さらに対向車からランナーが見えづらいなど、常に気をつけていないとランナーは死の危険すらあります。もちろん僕も雪道用のシューズを用意したり、ドライバーに気づかれやすいよう、蛍光色のウェアを着て走りにいきます。
平坦の道を走るときの何倍もの神経を使って走るのですから、危険を察知する力が身につきます。その力がいつ、どこで発揮されるかは分かりませんが…。
・寒さに強くなれる
極度の冷え性で寒がりの僕ですが、雪道を走ったあとはどこか寒さに強くなった感覚があります。いやこれは本当で、2km走っただけでも普通に暑くて汗をかくんですよ。
走り終えた体はしばらくの間ポカポカしているので、もしかすると冷え性にはランニングが効果あり、なのかもしれません。
・夜でも明るい
仕事を終えて帰宅してから走るのがもっぱらなのですが、暗い道で走るのってけっこう怖いんです。街灯が少ない道だと、急に目の前に人が現れたりして思わず「ひっ」と飛び上がった経験も何度か。
そんな暗闇を、雪道は明るく照らしてくれます。街灯の光を雪の白さで反射して、視界の悪さを軽減してくれるのです。
寒いんですが、夜の怖さを減らしてくれる雪にちょっと感謝しています。
管理人は特別な訓練を受けています
なんだかんだと雪道のメリット書いてきましたが、走らないことが一番安全で間違い無いでしょう(なんと元も子もない)。体育館やトレーニング施設のマシンを利用できるのであれば、積極的に利用していきたいところです。
気温が低すぎるとiPhoneも電源が一瞬で落ちる不具合起きまくりですし、防水機能がついていないので故障のリスクも高いです。
それでも毎日走って居られるのは、過去に390日10kmランニングを達成した経験があるからこそ。その経験がなければ家の中でぬくぬくと過ごしているに決まってます。
さ、明日も張り切って走りましょう。くれぐれも事故や怪我にご注意ください。
それではまた!
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