会社に苦しめられる30万人の命を救った本『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』感想【16冊目】

社会人一年生だったころの僕は、とにかく会社が法律であり、先生でした。

上司の言ったことは正しく、体育会系のノリがジャスティスだと思っていました。

長く働いた分、自分の力になると思っていたし、お金もその分入ってきました。

頑張れば絶対に報われる。

それが仕事というものだと思っていました。

 

しかし時間が経つにつれ、徐々に働くことについて考えることが増えました。

入社2年目頃から、「あれ、ちょっとおかしいぞ?」と会社の異様な雰囲気に気づき、いろいろ思うことがあり、社会人3年が経過したときには、辞表を出していました。

 

今日読んだ本は、『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』という本です。

会社を辞めた当時の記憶を引っ張り出しつつ、読み進めました。

 

内容紹介

産経新聞、Yahoo!ニュース、東洋経済オンライン、日経ウーマンオンライン、BuzzFeedJapan、
ダ・ヴィンチニュース、 LINEニュース、マイナビニュース、アゴラ、グノシー、
スマートニュース、livedoorニュース、exciteニュース、gooニュース、
mixiニュース、infoseekニュース、財経新聞、FM FUJI「GOOD DAY」にて紹介!
圧倒的な勢いで拡散され続けている話題作! !

仕事に追われるすべての人へ。
その仕事、自分の命より大切ですか?

「これ、まんま私のことだ。」「この漫画は命の恩人です。ありがとう。」「涙が自然と流れてきて止まりません。」
とTwitterで30万リツイート! この漫画で助けられた人続出!
NHK、毎日新聞、産経新聞、ハフィントンポストでも紹介された 話題騒然の過労死マンガを書籍化しました。
精神科医・ゆうきゆう(『マンガで分かる心療内科』シリーズ)が監修・執筆を担当し、 過労死・過労自殺する人が「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由をわかりやすく解説しながら、 仕事や会社に追いつめられている人がどのようにすればその状態から抜け出し、 自分の人生を大切にするための方法と考え方を描きおろしました。
また、過労やうつ状態から抜け出して幸せになった人を取材して描きおろした「実録! ブラックな状況を抜け出しました」も収録。
もうあのような過労自殺の事件を繰り返したくない。
現代日本で働くすべての人に必読の1冊です。

 

著者について

監修・執筆協力/ゆうきゆう
精神科医・作家・マンガ原作者。東京大学医学部医学科卒業。
医師としての診療をしながら、読者数16万人のメールマガジン「セクシー心理学」を発行。
Twitterのフォロワーは約40万人。
また『相手の心を絶対に離さない心理術』(海竜社)などの書籍の他、
『マンガで分かる心療内科』、『マンガで分かる肉体改造』、
『モテるマンガ』、『おとなの1ページ心理学』(以上、少年画報社)などのマンガ原作も手がけ、
総発行部数は400万部を超える。
ゆうメンタルクリニック・ゆうスキンクリニックグループ総院長。

著者/汐街コナ
広告制作会社のグラフィックデザイナーを経て漫画・イラストの活動を開始。
装丁画・挿絵・ゲームキャラクターイラスト等をてがけている。
デザイナー時代に過労自殺しかけた経験を描いた漫画が話題になり書籍化。

 

苦かった社会人デビュー

会社にいると、自分の限界をあっという間に超えてしまうことがよくあります。

例に出していうと「睡眠」です。

だいたい僕は夜の22時くらいには眠たくなってしまうのですが、残業をしてしまうと、会社に22時までいたりとかもするので、この時点で自分の限界に到達してしまってます。

 

会社の期待に全て答えようとすると、あっという間にパンクしてしまうので注意が必要です。

 

前職では朝8時から夕方まで仕事をし、その後当たり前のように残業へと突入。

夕食も食べれない状況で午前様で帰宅。

深夜3時にも関わらず空腹を満たすためにご飯をたらふく食べて就寝。その後8時には会社に行かなくてはいけないので、朝7時に家を出る…という生活を送っていました。

 

その時は本当に仕事が嫌でいやで仕方ありませんでしたが、心のどこかで「まだ大丈夫」「これぐらいは当たり前」とも思っていました。当時の僕の顔は仕事のストレスと不規則な生活のせいで、赤く腫れたニキビが大量に発生していました。

顔面の様子からして、明らかに限界は超えてしまっていたのは確かでした。

 

会社でどこまで頑張ればいいのか

この本で教えてくれるのは、会社でボロボロになったあなたの心を救う方法です。

とっくに限界を超えているのにも関わらず、なぜ「まだ大丈夫」「これぐらい当たり前」と思ってしまうのか。

それは会社に正常な判断力を奪われてしまっているからです。

 

そんなときはふと冷静になって、仕事量が自分の器量を超えていないのか確認することが大切です。

 

「どこまでがんばればいいんだろう……」と仕事で不安になったときは、

①「がんばっていることは自分自身で決めたことかどうか」

②「がんばったことの成果がわかりかすいか」

をあらためて意識し、もし今の仕事がこれらに当てはまらなければ、まずは自分が決めた仕事になるように、行動を変えていくのがベストです。

 

限界を感じたらすぐにお医者さんに行こう

自分でどうしようもなくなったらどうするか?

ずばり「医者」に通うがファイナルアンサーです。

本書からの引用ですが、以下の症状に当てはまったらまずはお医者さんに相談することをおすすめします。

①眠れない

ベッドに入って1時間たっても眠れない状態が1週間以上続いたら、要注意です。

 

②食欲がわかない

好きな料理を目の前にしても食べたいと思わない、また何を食べてもおいしくない、という場合は要注意です。

 

③仕事に行きたくない

しかし、会社に行く日の朝が憂鬱で仕方なかったり、吐き気のような症状が出たりするなら、それはうつの症状の可能性大です。

 

④好きなことや趣味が楽しく思えない

今まで好きでたまらなかったことが、面倒に思ったり、楽しくなくなってきたら要注意です。

 

⑤死について考えることが増えてきた

 

以上の5点のうち、3つ以上が当てはまるなら、心療内科に行ったほうがよいでしょう。

 

まとめ

人間の価値は尊いものです。

ですが多くの人たちが自分を犠牲にして働いている現実があります。

なぜ多くの人は自分を苦しめるような働き方をしてしまうのでしょうか。

 

本書の内容を少し借りさせてもらいます。

例えばあなたが高い金額を出して購入した大切なモノがあるとします。

それは傷ついたからと言ってすぐ捨てますか?そんなことはしないはずです。大事に長く使っていけるようにケアをしますよね。今度は傷をつけないように、今まで以上に慎重に扱うと思います。だってあなたにとってそれは大切なモノだから。

 

大切な「モノ」を「ジブン」に変えて考えることが重要です。

 

「ジブン」は見えないだけで、大切にするという点では「モノ」と同じです。見えないからこそ丁寧に慎重に扱わなければいけないのです。

でないと尊い命が奪われてしまうことにもつながりかねません。

 

シンプルなイラストで描かれた本です。会社でのストレスに耐えきれなくなった体験談など、半分狂気地味ているのですが、自分たちの身近な話題として捉えることができます。

もし会社に苦しめられている人を見つけたらプレゼントしたいと思う本です。

仕事で辛いと感じている人はぜひ手にとってもらいたいです。

 

それではまた!