【4月読書報告】15冊の本たちとの出会い、スキマ時間を大切に

毎日読書継続中の走るとりです。4月は15冊の本を読みました。

ざっくり読書報告です。

 

小説がやっぱり面白い

自己啓発本にめちゃくちゃハマっていた時期が僕にもありました。

20代で必ずやるべき何とかのかんとか、っていう本を片っ端から読んでいたことがあります。そういった本はもちろん僕の人生の糧になったと思います。しかし大半が頭に残らず消えていってしまった本たちばかり。次第に飽きてしまうようになりました。

いまハマっているのは小説です。小説面白いよ、小説。

4月は湊かなえさんの作品を初めて読みましたが、彼女の作品は僕にとってかなりの衝撃を与えてくれました。イヤミスと呼ばれる「読んだ後にイヤーな気持ちになるミステリー」という新しいジャンルで書かれている作品は、クライマックスのどんでん返しがすごいのです。

ドラマで放送されている『リバース』とDVD化された『少女』は、読み終わった後しばらく放心状態でした。「あぁーそうくるかぁあああ!!!」といった具合で、最後の数ページで今まで描かれていた伏線をごっそり回収してくれる清々しさがたまりませんでした。

こんな素晴らしい作品をなぜ今まで読んでこなかったのかという後悔の念と、これからもっと小説を読もうという意欲に繋がりました。

深瀬和久は、事務機会社に勤めるしがないサラリーマン。今までの人生でも、取り立てて目立つこともなく、平凡を絵に描いたような男だ。趣味と呼べるようなことはそう多くはなく、敢えていうのであればコーヒーを飲むこと。そんな深瀬が、今、唯一落ち着ける場所がある。それは〈クローバー・コーヒー〉というコーヒー豆専門店だ。豆を売っている横で、実際にコーヒーを飲むことも出来る。深瀬は毎日のようにここに来ている。ある日、深瀬がいつも座る席に、見知らぬ女性が座っていた。彼女は、近所のパン屋で働く越智美穂子という女性だった。その後もしばしばここで会い、やがて二人は付き合うことになる。そろそろ関係を深めようと思っていた矢先、二人の関係に大きな亀裂が入ってしまう。美穂子に『深瀬和久は人殺しだ』という告発文が入った手紙が送りつけられたのだ。だれが、なんのために――。
深瀬はついに、自分の心に閉じ込めていた、ある出来事を美穂子に話し始める。全てを聞いた美穂子は、深瀬のもとを去ってしまう。そして同様の告発文が、ある出来事を共有していた大学時代のゼミ仲間にも送りつけられていたことが発覚する。”あの件”を誰かが蒸し返そうとしているのか。真相を探るべく、深瀬は動き出す。

親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く──死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。

 

新しいジャンルへの挑戦

同じ小説でも他の作品と色が違うものもいくつか読みました。

一つは百田直樹さんの『カエルの楽園』という本です。どんな本なのか簡単にいってしまえば、カエルを使った現在の日本の政治批判が書かれています。僕は普段小説や自己啓発は読むことがあっても、政治本はあまり手を出してこなかったんですね。なぜなら中身が難しそうだから。そうやって政治・経済から遠ざかっていたので、教養も知識もかなり乏しいのです。

しかしこの『カエルの楽園』はそんな僕にとっても非常にわかりやすく、「今の日本がかなりヤバい」ということを伝えてくれました。これは政治に興味のない若者たちにぜひ手にとってもらいたい一冊です。特に20代の政治にあまり興味のない世代にオススメです。

小説として物語は描かれていて、登場人物たちはカエルを始め、鳥や蛇などの動物なのですが、擬似日本・擬似アメリカ・擬似中国が描かれています。

いまいちピンとこないかもしれないですが、本を読み進めるとすぐにわかります。

最大の悲劇は、良心的な愚かさによってもたらされる。
ベストセラー作家が全力で挑んだ、衝撃の問題作。

安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、豊かで平和な国「ナパージュ」に辿り着く。
そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守って暮らしていた。
だがある日、平穏な国を揺るがす大事件が起こる――。

著者自らが「私の最高傑作」と断言。
大衆社会の本質を衝いた、G・オーウェル以来の寓話的「警世の書」。

 

自己啓発本を読むなら星野源のエッセイを

星野源さんの新しいエッセイ本『いのちの車窓から』を読みました。

僕、星野源って大好きなんですよ。彼の音楽も本も演技もファンです。流行した恋ダンスも振り付けを覚えてしまいました。それぐらい彼にハマっています。

なぜ星野源に惹かれてしまうのか。それは僕ら一般人と限りなく近いところまで、等身大の自分を見せてくれるからだと思います。それがわかるのが、彼が書いたエッセイ本です。『そして生活はつづく』『蘇える変態』、そして今作の『いのちの車窓から』。この三作どれをとっても間違いありません。彼を知らない人でも一発で彼を好きになるだろうという自信があります。

最新作の『いのちの車窓から』を読んだ後には、ぜひ残りのエッセイ本も読んでみてほしいです。

今、大注目を集める星野源。彼が紡いできた、風景そして心の機微ーー

星野源、エッセイ最新刊!

星野源が、雑誌『ダ・ヴィンチ』で2014年12月号より連載をスタートした、エッセイ「いのちの車窓から」に、書き下ろしを加えて単行本化。
ドラマ「逃げ恥」、「真田丸」、大ヒット曲「恋」に2度目の「紅白」出演と、怒涛の駆け上がりを見せた2年間の想い、経験、成長のすべてがここに。
星野源の面白さと、哲学と、精確さのすべてを注ぎ込んだ、誠意あふれるエッセイ集。

「人生は旅だというが、確かにそんな気もする。自分の体を機関車に喩えるなら、この車窓は存外面白い。」(本書「いのちの車窓から」より引用)

なお、装丁を吉田ユニ、カバー・挿絵イラストを『キルラキル』のキャラクターデザインもつとめた、すしおが手がけている。

 

スキマ時間は必ず本を読む

今月は15冊とまずまずのペースで読めたと思います。欲をいえばもう少し読みたかった。

メンタリストのDaiGoさんは一日20冊も本を読むというのですから、それに比べれば僕の読書量は微々たるものです。

何とか読書量を増やすために、会社の休憩時間は文庫本を持参するようにしています。スマホをいじるより、本を読んだ本が僕にとっては有意義かなと思います。5月も今から読みたい本がたくさんあるので、読んだらどんどん紹介していきます。

 

それではまた!