25万部突破のベストセラー!集中力を身につけるための具体的方法を紹介『自分を操る超集中力』感想【11冊目】

テレビであまり見かけなくなった芸能人。彼の名を「DaiGo」と言います。以前までは「メンタリスト」としてテレビでの活躍をよく見かけていたのですが、ある日突然テレビではあまり見かけなくなりました。確か最後に見たのは、ホリエモンと心理戦を駆使したババ抜きをするという企画だったような。

テレビで見かけなくなった代わりに、書店に行くとDaiGoさんの本がずらりと並んでいました。どの本もベストセラーのランキング入りを果たしています。一部の本のタイトルを抜粋してみます。

 

「好き」を「お金」に変える心理学

なぜかまわりに助けられる人の心理術

ポジティブ・チェンジ

一瞬でYESを引き出す 心理戦略。

メンタリストDaiGoの心を強くする300の言葉

トークいらずの営業術

 

う、胡散臭い…!

DaiGoさんに申し訳ないのですが、本のタイトルが明らかに胡散臭すぎます。メンタリストの名だけを借りたただの自己満足本ではないのか。そう考えざるを得ないタイトルばかりです。

 

騙されたと思って手に取った本が、『自分を操る超集中力』です。本当に役に立つのだろうか。疑問に思いながらも読み進めました。

 

結論から言います。

めちゃくちゃ役に立ちます。

 

論より証拠(?)、ざっくりレビュー行ってみます。

集中力とはどのようにして身につけるのか

テレビ出演とは別にニコニコ動画への進出、本の執筆など、幅広い分野へ挑戦し続けられる理由はずばり人並み外れた集中力にありました。毎日20冊程の本を読むというDaiGoさんの集中力を身につけるにはいったいどのようにしたらいいのか。

まずは集中力を身につける前に、根本的に集中力をどのようにして身につけるか考え直す必要があります。

 

ルール1:集中力の高い人は鍛え方を知っている

ー「集中力は、生まれつきや根性で決まる」とうのは大ウソ。

ルール2:集中力の高い人は、実は長時間集中していない

ー「できる人」は、短時間の集中をくり返している。

ルール3:集中力の高い人は、「疲れ」を脳でコントロールしている

ー「疲れているから集中できない」は、脳の錯覚。

 

集中力を本書では「ウィルパワー」と呼びます。

集中力が湧き出す泉は、あなたの額から2〜3センチ奥、前頭葉にあります。人間と他の動物の脳を比べたとき大きく違うのは、前頭葉の大きさです。前頭葉は、「ヒトをヒトたらしめ、思考や創造性を担う脳の最高中枢である」と考えられています。

私たちは進化の過程で前頭葉を大きくし、他の動物にはない力を獲得しました。それが思考や感情をコントロールする力です。

この力は「ウィルパワー」と呼ばれています。

 

今日はどの服を着て行こうか。

どの味のアイスクリームを食べようか。

部下にどの仕事を任せようか。

日常生活のふとした選択の時にもこのウィルパワーは消耗していきます。ウィルパワーを消耗していくと、集中力の欠如につながるというわけです。夕食に何を食べるかということにも人は集中力を使っているのです。

 

このことを本書では「決断疲れ」と呼んでいます。

 

つまり人は、行動ではなく「意思決定」で疲れるのです。

疲れているときに物事を先延ばしにしたくなるのは、決断するパワーが残っていないから。だから先延ばしという行動を取るのです。

 

集中力を高める方法は2つしかありません。

それは「1.ウィルパワーを増やす」「2.ウィルパワーを節約する」ということです。

 

集中力を起動させる7つのエンジン。

姿勢・場所・食事・感情・習慣・運動・瞑想

これら全てが集中力を高めることに直結した行動だと言えます。この中でもすぐに実践できそうなことをまとめてみました。

 

場所

集中したい対象以外、「なにもない場所」をつくることで自然と集中力は高まり、勉強も仕事も捗っていきます。

勉強をするとき、ブログを執筆するとき。そばにスマホを置いていたりはしませんか?

自分が集中したいと思ったとき、まず始めるべきは環境つくりです。

目的以外のものを部屋に置いているとそれだけで集中力は削がれてしまいます。モノは置いてあるだけでパワーを放っているのです。

着ない服を一つとってもそう。「いつか着なくてはいけないな」というストレスを感じてしまうのです。なるべくであればモノは少ないに越したことはありません。不必要なモノはどんどん断捨離するべきなのです。

 

姿勢

座り姿勢と集中力の関係について紹介してきましたが、私自身は仕事も勉強も立ってやるのが一番いいと思っています。

さまざまな研究から、人は15分以上座っていると、認知能力も集中力も低下して作業効率が落ちていくことがわかっているからです。

極論を言えば、イスに座る時間を減らすことで集中力を持続させることができます。まぁそれはなかなか難しいので、15分ごとに起立して作業効率を下げないようにしましょう。

 

習慣

ウィルパワーを節約するには「習慣化」が一番。

コツは判断や決断を減らすこと。つまり、ウィルパワーをなるべく使わずに判断や決断ができる「仕組み」をつくることにあります。

日常生活の中は小さな選択の連続です。

「決断疲れ」を回避するには、生活の中の無数に広がる選択肢の芽を摘むことが大事です。

例えばかの有名なスティーブ・ジョブズは、ほぼ一つのファッションスタイルしかありませんでした。

決まった黒いタートルネックにジーンズ・スニーカーと、誰しもが想像できるジョブズ像があるはずです。

Appleの創業者として、新しい開発を考えることに集中しなければいけなかったのでしょう。彼も「決断疲れ」を回避するために服装を選ぶという決断を削除していたのです。

そこまで徹底できる人ってなかなかいませんよね。ですが決まったファッションを確立することは、誰もが簡単にできることだと思います。

 

また集中するためのもう一つのオススメの方法が「とりあえずボックス」です。

そこで、オススメしたいのが「とりあえずボックス」です。100円ショップで売っているような大きめの箱を用意して、やらなければならないことに関係のないモノを問答無用で放り込んでいきます。

 

掃除する時間がなく、とにかく今すぐ集中できる環境を作りたいときにとりあえずボックスを活用します。お金もかからず誰でもすぐに試せるのでぜひ明日からでも実践してみてください。

 

気を散らすモノを視界から離れた場所に置くことで、意識の外に追い出せるのです。

 

 

疲れを癒す方法

すり減ってしまった集中力は回復しなくてはいけません。回復する主な方法は下の3つです。

睡眠

感覚から癒す

不安を書き出す

 

中でも「睡眠」に関しては、思わず「なるほど」と声が出た部分があるので紹介します。

 

できる人は寝る間も惜しんで作業を続けているイメージがありますが、実際のところそうでない場合の方が多いようです。

東大に合格した受験生は、平均7時間前後の睡眠時間を取っていました。

 

ショートスリーパーの割合は成功者の中で見てもほんの一握りです。かのホリエモンも睡眠時間を絶対に削ってはいけないと言い、自身も6時間睡眠はかかさないといいます。

 

成功するために、集中力を高めるために、睡眠は最も大切な要素の一つです。

上質な睡眠を手にいれるために実践できること。

それは音ではなく「光」で起きるということです。

質の高い睡眠を取るには、眠っている間に光の刺激を受けない時間が必要です。

一方、朝起きるときは目覚まし時計を使わないようにしましょう。実は騒がしい音で起きるのは、脳に良くありません。動物はかすかな音で跳ね起きるようにして目覚めます。これは「音=敵が襲ってきた」と判断するよう本能に刷り込まれているからです。

 

照明の目覚ましがあるなんて初めて知りました。ちょっと値段はしますが、快適な睡眠のために試しておきたいアイテムです。

 

朝、行うべき7つの行動

1.早起きして、朝食を摂る

2.グリーンエクササイズなどで、朝日を浴びながら軽く汗を流す。

3.モチベーションの上がる話題や言葉、詩に触れる。

4.毎日1つ、ノートやパソコンなどに日常の幸せへの感謝を書き留める。

5.毎日、「今日が人生最後の日ならどうする」と自分に問う。

6.その日の計画を10分以内に立てる。

7.短時間の瞑想をする。

簡単にまとめてしまいますが、誰でも明日から実践できる集中力を高めることができるトレーニングです。習慣化して超集中力を身につけましょう!

 

まとめ

メンタリストであるDaiGoさんが書いた本だからこそ、納得して読むことができました。書いてある内容も専門的ではありますが、難しくなく誰でも明日から実践できることばかりです。